手相を描いて本当に開運出来る?

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最近なにげにちょっとしたブームになっている「手相を描き」。みなさんも書店などで似たようなタイトルの本が平積みされているのに気が付いたのでは?

これらの著作によれば、良い手相を人為的に自分の手のひらに描くことによって運気がアップするといいます。とても面白いアイディアですが果たしてその効果は?

今回は手相のお話です。


手相とは?


手相は、もともと中国で生まれたものの様ですが、欧米に渡り、様々な発展を遂げてきました。

中国の運命学では、命・卜・相という三つのジャンルがある事は、既に以前の記事でお知らせしましたが、手相はこのうち相の部分にあたるものです。

念のためもう一度おさらいをしておくと、命は宿命。あらかじめ決められたファクターで誕生日から割り出します。卜は外的に起こりうる要因。例えば地震予知などを易で占うなどは卜の分野になります。そして、相は目に見える現象から運気を占うもの。人相、手相、風水などがこれにあたり、本人の行動により変化し、風水などは、人為的に調整することが可能です。

さて、手相に戻りますが、手相は中国を起源にしながらも、ドイツやアメリカで研究が進み、現代では大脳生理学的な解釈も施されています。かつて、ドイツでは、かの哲学者カントが「手はもう一つの脳である」といった趣旨のコメントを残したといわれていますが、確かに、人間は他の動物と違い、手を上手に使う事により文明を発達させてきました。

そういう意味では、手は人間にとって第二の脳と言えないこともありません。現代では、人間の手の研究が進むにつれ、手が脳に影響を与えるだけでなく、脳以外の内臓や心臓ともなんらかの関連性があることがわかっている様です。

いずれにせよ、手相は、単なる占いではなく、ある意味、統計学的な裏づけを持つ科学と呼べるレベルにまで達しているのかもしれません。
さて、それでは手相と運勢はどのように結びついているのでしょうか?

手相の仕組み

昨今の研究の結果、手が人間の脳や身体と密接な関連性があることは明らかなようです。

近年、テレビや雑誌などでボケ防止のために指を動かすと良いとか、ピアニストにはボケが少ないなど、手と脳の関連性を示唆した健康法が盛んに紹介されていますが、これは手の細かい動きを指令するために脳が一生懸命働こうとするからと考えられます。

昔から、脳は使えば使うほど発達すると言われ、細かい手仕事は脳を働かせ活性化するにはもってこいのアクションと言うわけです。

それでは、手のひらに刻まれた手相は、どの様にして出来るのでしょうか?

それには、生まれたばかりの赤ん坊の手相を見てみることにヒントが隠されているようです。生まれたばかりの赤ちゃんの手相は、とってもシンプルで、あまり多くの線が刻まれていないことに気が付くことでしょう。ところが、わたしたち大人の手相を見てみると、線は、随分と複雑になっているのではないでしょうか?これは、手相がわたしたちの成長に伴い変化しているという事実を表します。

さて、先ほど手を動かせば脳が活性化するというお話をしましたが、手を実際に動かすのは何でしょうか?

それは、わたしたちの意志のエネルギーです。わたしたちの意志が脳に命令を送り、手を動かします。そして、意志に応じた様々な手の微妙な動きが、やがては手のひらの上の線やしわを作り手相となって表れてくるのです。

例えば、頑張りやの人は、歯を食いしばり、同時に手をいつも強く握る癖があるかもしれません。こういったパーソナリティーや日頃の行動の癖がなんらかの形で手相を刻み込んでゆきます。そして、そのパターンを統計的に分析してカテゴライズしたものが現代の手相学と言えます。

次のページでは手相を良くする方法を考えます

お薦め占い書籍

占いとは

様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断することや、その方法をいう。

大別すると命・卜・相(めい・ぼく・そう)の三種類に分かれ、占う者は目的に応じて占いを使い分け、組み合わせる。

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運命、宿命などを占うもの。誕生した生年月日・時間や、生まれた場所の要素も加えることによって、その人の生来の性質、傾向、人生の流れなどを占う。推命(すいめい)とも呼ばれる。

(ぼく)-
人が関わりあう事柄(事件)を占うもの。何かを決断するときなどに使う事が多い。時間、事象、方位など基本にして占う。

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目に見える対象の姿や形を観て、現在の、人への影響や吉凶などをみる占い。視覚心理学や図形心理学、音声心理学などである程度合理的な説明ができるものもあり、全て非科学的と否定しきれない。